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【中国】エスコミュニケーション 歴史資料収集を山東省から受託

(2006/07/05付 FujiSankei Business i.)

中国山東省が計画している歴史資料館「青島市档案館展示センター」の建設にあたり、山東省政府は広告の企画・制作会社、エスコミュニケーション(東京都豊島区)に、日本統治時代の資料収集を委託した。

青島は第一次大戦後、日本が占領しドイツに代って統治した過去をもつ。現在は人口731万人の海浜都市として発展。2008年の北京オリンピックではヨット競技も開かれる予定で、これを機に国際的な観光都市づくりが進められている。年内にもオープン予定の歴史資料館は、こうした観光都市の目玉のひとつと位置づけられている。5階建てで、延べ床面積は6000平方メートル。1日に着工し、年内の完成を目指している。

エスコミュニケーションは昨年7月、青島市に駐在事務所を開設し、日本と青島の経済・文化交流促進に努めており、こうした実績が評価された格好だ。収集する資料は日本統治時代の書類や写真など。ただ、時間の経過とともに消失しているものも多く、企業や個人に資料の提供を呼びかけていく。

ドイツ統治時代の資料は、先行してドイツで収集されている。公文書館や大学、個人などから図書類10万ページ分、写真類3000点、地図類200点などが集められ、現在、翻訳作業中という。問い合わせは、エスコミュニケーション中国支援室(TEL03・3984・7391)まで。