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東京・池袋の思い出、教えて下さい 「読者が描く街の魅力」エッセーを募集

(2002/07/04付 東京読売新聞 朝刊)

豊島区内の隠れた名店やグルメ店などを紹介しているタウン誌「池袋15'(じゅうごふん)」が創刊三周年を記念し、「池袋はがきエッセイ大賞」の作品を募集している。

タウン誌を発行するアドクリエイション(豊島区東池袋)では「池袋の良さを再発見する機会にしてもらいたい」と話している。入選作は八月二十日発売の九月号に掲載する。

「池袋15'」は、池袋の駅から歩いて十五分圏内にある店や、街の楽しい話題を紹介する月刊誌としてスタート。最近は、目白や大塚、駒込、巣鴨など、対象を広げている。

店や街の話題以外にも、区役所の動きを知ることのできる「高野区長日誌」、区内の専門学校が登場する「カルチェ池袋」、五木寛之の「青春の門」など池袋が描写された小説を紹介する「『池袋』作品の舞台」なども、創刊から人気を集めている。

アドクリエイションの社長で、発行人の江辺聡さん(54)は、十数年前に池袋に事務所を構えた時、区内には数多くの文化的な建物や歴史があることに驚き、タウン誌の出版を思いついたという。

江辺さんは、「池袋などは本来は文教都市だ。近くには新文芸坐や多くの文人が集まった雑司が谷もある。読者から寄せられたエッセーを紙面で紹介し、池袋の魅力をさらに多くの人に知ってもらいたい」と話している。