Knomak(ノマック)/小寺 俊介 社長

2021年08月17日

サンデー毎日「会社の流儀」掲載

IT業務の〝スキマと非効率〟を解消
ゴルフ練習場の付加価値向上にも貢献

Knomak(ノマック)

小寺 俊介 社長

 先行き不透明なコロナ禍によって各社の対応が急がれる働き方改革。成功の鍵を握るITインフラやネットワーク構築のエキスパートとしてクライアントをサポートし、今年で創業5年目迎えたのが株式会社Knomakだ。
「当社の仕事はIT業務に必ず存在する〝スキマ〟と、スキマが生む無駄や業務負荷といった〝非効率〟を見つけ、拾い、埋めること。契約の範囲外でもお客様が困っていればできる限りケアし、解決法を見つけます」
 と話す小寺俊介社長。絆や繋がりを意味する「Knot(ノット)」と「Make(作る)」を掛け合わせた社名の通り、同社はクライアントと信頼関係を深めながら一歩ずつ成長してきた。

 創業以来、「Microsoft関連システムの導入支援事業」「ITインフラの構築・デジタル化支援事業」「ITヘルプデスク事業」を軸に、クライアントの要望に応じてカスタマイズしたサービスを提供。詐欺メール対策の訓練キットの販売から導入・運用支援、レクチャー、アフターサービスまでを行う「標的型メール訓練事業」も柱に加わり、大手企業のニーズをとらえて実績を伸ばしている。
 そして、小寺社長がゴルフ練習場を経営する友人から相談を受けて始まったのが「ゴルフ練習場・ゴルフ場クラブハウスWi-Fi導入事業」だ。1台で最大200台ものPCやスマートフォンを同時接続できる、アクセスポイントが強力なWi-Fi機器を採用。設置台数が少なくて済むため、ケーブル工事の回数とコストも抑えられる。コロナ禍でゴルフを始める若者が増える中、設備のレベルアップで顧客満足度と収益アップを図りたい練習場に付加価値を提供しているのだ。

パワフルなWi-Fi機器を設置

「待ち時間にスマホを使う人や動画を見ながら練習する若者も増えている。全打席でなくても、ロビーだけに設置するなど予算内でできることを提案しています。住宅街の練習場にコワーキングスペースを作れば都心に通勤せずに仕事ができ、ゴルフに興味を持つ入り口になるかもしれません」
と話す小寺社長は前職で上司に連れられて初めてラウンドした時、5月の青天を仰ぎながら芝生の上で飲んだビールの美味しさに感激。会食の回数が激減する昨今は、ゴルフを通じて多くの経営者と交流しながら学びを得ているという。

ベターを尽くし続ける
キャリアパスの拡充も

「ベストでなくても、常にベターを尽くし続けることの重要性を教えて頂いています。今後はITインフラ分野で知名度を高め、緩やかに拡大したい。大好きなゴルフ業界のIT化に貢献していきたいですね」
 と話す小寺社長は技術と業務、経験値の幅を広げて社員たちのキャリアパスを増やすため、顧客数の拡大にも意欲を見せる。

【会社データ】
本社=東京都中央区日本橋箱崎町10―2 ACN日本橋ビル7F-a
☎=03―6435―2333
設立=2017年1月
事業内容=コンピューターシステムの企画・開発・販売・賃貸・保守、コンピューター・関連機器の販売・賃貸・導入指導、ソフトウェアの開発・販売・賃貸、ITコンサルティング業務など
https://knomak.co.jp

 

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