2023年06月06日
サンデー毎日「会社の流儀」掲載
㈱ファイネストコーポレーション
安原 麻美 社長
北の大地の絶景が訪れる観光客の心を癒す北海道有数の温泉地、定山渓。アフターコロナの需要復活に期待が集まる中、温泉郷の喧騒を離れた閑静なエリアで注目を集める全く新しい宿泊施設がグランドオープンした。高級貸別荘ヴィラ「定山渓 椿邸」だ。 「コロナ禍を機に『誰にも会わずに旅を完結させたい』というニーズも生まれました。豊かな自然を生かしたスケールの大きさとラグジュアリーな高級感を味わいながら完全プライベートな時間をお楽しみ下さい」 と話す、株式会社ファイネストコーポレーションの安原麻美社長は札幌出身。M&Aマネージメントや不動産開発を主業務とする同社が貸別荘を
手掛けるのは、ニセコ町で開業しているハイグレードホテル「NISEKO椿」に続いて2棟目だという。 およそ400坪の敷地に、38畳のリビングを備える母屋1棟と3棟の離れを合わせた4棟で構成する「定山渓 椿邸」。母屋には自炊用のキッチンや冷蔵庫だけでなく、エレガントな家具・家電、暖炉も完備され、徹底した高級志向はオーディオやカラオケ設備など音響機器にまで行き届く。
ラグジュアリーな高級感を追求した母屋
世界的ブランドのサウナを採用
ダブルベッドが2つ置かれている部屋や子供部屋も用意しており、10人規模の宿泊でも、複数の部屋を使って各々の時間を楽しめる設計。デリバリーにも対応する食事は同社が経営する「焼肉大倉」に加えて寿司や焼き鳥、フランス料理など提携する店舗にケータリングを依頼できる。各店のシェフを招き、絶品料理をその場で味わうこともできるというから驚きだ。
内風呂や露天風呂は「椿湯」の名称で認定されている源泉のかけ流し。フィンランドの世界的ブランドが手掛けるサウナ設備を採用するなど〝本物〟に対するこだわりは抜け目がない。
風呂は「椿湯」の源泉かけ流し
庭に出れば、北海道ならではの自然に囲まれながら自分たちで炭を使って火をおこすバーベキューや子供たちとのキャッチボール、雪合戦といった様々なアウトドアを堪能できる。大切な家族や仲間と楽しむ非日常的な時間が旅の思い出を一層色濃くするだろう。 「森の中に身を置けば、木々の香りなど四季折々に感じるものがある。私たちは生活インフラに欠かせない『衣食住』に携わっています。環境の良い場所に命を置く過ごし方を新しいスタンダードに出来たら嬉しいですね」(安原社長)
同社は、人気海外ブランドを中心に取り扱うドッグセレクトショップ「アンジュ」も経営している。
【会社データ】 本社=北海道札幌市中央区南8条西22丁目4―10 Finest08BLD ☎011―532―0065 設立=2006年4月 資本金=1000万円 従業員数=120名(グループ合計) 売上高=45億1000万円(グループ合計/見込み) 事業内容=M&Aマネージメント、不動産、水道経費削減、水処理システム管理、医療廃棄物容器販売、ドッグセレクトショップ経営 https://finestcorporation.jp
㈱ファイネストコーポレーション/安原 麻美 社長
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