2022年08月09日
サンデー毎日「会社の流儀」掲載
光英科学研究所
村田 公英 会長
「不老長寿の要」として良好な「腸内環境」が認知されている昨今、腸を健全に保ち、健康を増進するための菌活や腸活がクローズアップされている。その具体的な方法としてヨーグルト、乳酸菌サプリメント、食物繊維の食事法など、様々な選択肢が提示され世を賑わせているが、何が最も「効き目」があるか、選ぶのに迷っている人が多いのが現状だろう。
そんな中、直近の事例として大手ヨーグルトメーカーの商品が大ブレイクして、売場から商品が消えてしまったという現象がある。 これは、テレビCM等の宣伝効果に起因するものだが、特に機能性表示食品制度により明確に機能性が表示されているので、「体に良い」という想定外の過剰反応が起きたと見る向きもある。この過剰反応は、あたかもオイルショック時のトイレットペーパー騒動、コロナ禍初期のマスク不足を想起させるほどの過熱振りだ。
そんな現象に、「本物を見極める判断基準を提供したい」と警鐘を鳴らすのは、「乳酸菌生産物質」の研究・開発、製造・販売で53年の長い歴史を紡いできた株式会社光英科学研究所の創業者・村田公英会長だ。 腸の声に耳を澄ませて感じる「体感」こそが大事だと唱える村田会長は語る。
「『乳酸菌は体にいい』は常套句となっていて菌活・腸活の定番になっていますが、消費者の皆様においてはその実、『手応えがない。体感が得られない』という反応が多いのは周知の事実です。今回の現象は、テレビCMの影響で『今度は本物だ』とブレイクしたものと思いますが、長年に渡り乳酸菌と腸を研究してきた立場としては、今、ブームに乗り話題となっている整腸法の中には首を傾げざるを得ないものが幾つもあり、既に定番となっている方法にも消費者に過大な期待を抱かせているものが少なからずあると思っています。今回の大ブームに際しても、件の大手ヨーグルトメーカーは決して増産のための設備投資はしないでしょう。過剰ブームは遠からず必ず収束することは、長い社歴で経験済みだからです」
同社が長年の研究・開発の過程で提供してきた「乳酸菌生産物質」は、「16種35株」の乳酸菌の最強チームが産み出す発酵代謝物。その特徴は何と言ってもその「体感」の良さにある。これまで数多くの健康食品原料に採用され、近年では乳酸菌体に代わる待望の原料として次々と採用されている。菌活・腸活も、乳酸菌の代謝物「乳酸菌生産物質」を直接利用する新しいステージに移行しつつあると言えよう。 その研究の歴史は、村田会長の著書「不老”腸”寿」(幻冬舎刊)「『乳酸菌生産物質』に賭けた人生①・②」(日本シニアリビング新聞社刊)の3冊に詳述されている。乞う必読だ。
【会社データ】 本社=埼玉県和光市新倉5-1-25 ℡048-467-3345 創業=1969年4月 資本金=1000万円 事業内容=乳酸菌生産物質の製造・販売、研究・開発 https://www.koei-science.com
株式会社光英科学研究所 乳酸菌生産物質
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