皆さん「月曜日の朝がイキイキしていますか？」。

　2008年2月創業から14年目。オーダーメイド・ワークショップ型研修から自考・自発・自走組織コンサルティングまでを展開してきたトーリーコミュニケーションズ株式会社の鳥澤謙一郎社長(通称・トーリー)が近年大切にしている、目指すべきゴールの姿だ。

　特に近年では、コロナ禍でコミュニケーション不全の問題を一人で抱え、閉塞感を持ち、困っている組織に役立つサービスとして、「相互理解を深め、一致団結、月曜日の朝がイキイキ！する」ことをミッションとするワークショップ型研修・コンサルティングが好評だ。

　鳥澤社長が言う「イキイキする状態」とは、構成メンバーの心・技・体が整い、「したいこと」、「すべきこと」、「できること」が一致している状態で、日々の仕事が社会の役に立ち、意味があると感じられれば、気持ちが上がり前向きに仕事が追えるようになる。

　そもそも、なぜ人、組織がイキイキしなくなるのか？問題点は2つある。1つ目は会社の構造上の問題だ。具体的には組織体制は基本縦割りで会社の評価は業績で表される。利益を出していなければ従業員に給与、賞与を出せないし、株主の存在もある。だから、サラリーマン社長、部長は中長期業績より短期業績、新規事業より既存事業を優先するのが自然な動きとなる。

　また、組織はトップの意向が大きく影響する。トップが持つ視点は以下の3つ。

①鳥の目:大きく、広い視野で物事を見る。
②魚の目:時代、市場の流れを感じる。
③虫の目:現場で起きているお客様のニーズ、ウォンツを見る。

　組織は権限、責任、役割が3点セットでヒエラルキーになっており、トップ、ミドル、現場の視座、視点の「差」が存在する。さらに、人の考え方、物事の捉え方は様々。これにより構造上のコミュニケーションの「ズレ」は避けられない。要するに会社の構造上、部下の間で「上司に何が分かる」という不満が起き易くスタッフのイキイキ度を下げる要因になっている。

　組織運営が機能するにはポイントが4つある。

①目的、目標を共有していること。
②目的、目標を達成するプロセスが明確であること。
③上記を実現するための役割分担があること。
④最後はこれを繋ぎ、微調整する信頼関係、コミュニケーションが存在すること。

　組織、人がイキイキしなくなる問題点の2つ目は手段が自己目的化し易いことだ。何故ならば、組織目標は共有していても、組織目的を共有、相互理解、共通認識をしていることは少ないからだ。

　目的を共有していないと人は無自覚で承認欲求、優越欲求を満たすための行動をしがちだ。従って自チーム目標達成の手段や、承認欲求を満たすことが目的となり、上司は部下に指示、命令を多く出し、報連相を要求するようになる。意味を感じない報連相は部下のイキイキ度を下げることに繋がる。

　同社サービスは、1つ目の会社の構造上の問題に対しては、組織の構造上の問題を見える化し、共通認識、相互理解を深める。

　2つ目の手段が自己目的化し易い問題に対しては、目的（目指す状態、存在意義、大切にしたい）を共有、従業員が働き甲斐、生き甲斐を基盤として働くことで組織のイキイキ度を上げていき、お客様満足、業績アップに繋げていく。

　「テーマや内容が実際の問題と乖離していて義務感・やらされ感で受講している従来の研修に比して、個人的な状況や問題をテーマとする当社の研修は、学びを参加者全員でシェアし、長期記憶に残る、との評価が顧客からは聞こえてきています」
　と、鳥澤社長は自社のサービスの手応えを語っている。

【会社データ】
本社所在地＝東京都中野区東中野１-51-３、東中野第二コーポ３０１号
電話番号＝０３(５３４８)３０１５
設立年月＝２００８年２月
資本金＝３００万円
事業内容＝オーダーメイド・ワークショップ型研修、自考・自発・自走組織コンサル事業等
ホームページ＝Tory Communications | 組織開発・採用コンサルティング、研修プログラム開発ならトーリーコミュニケーションズ
(30) トーリーチャンネル（鳥澤謙一郎）- 月曜の朝がイキイキしてますか？- – YouTube
鳥澤謙一郎さん(@toriken0709) / Twitter

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