220322 ㈱和光精機/橋立 幸市 社長

2022年03月22日

サンデー毎日「会社の流儀」掲載

プレス複合金型の設計・製作からODM/OEM
量産に対応する精密電子部品サプライヤー

㈱和光精機

橋立 幸市 社長

 1981年4月、現会長の伊藤國男氏が創業以来、技術力の高いプレス金型メーカーとしての定評を獲得してきた株式会社和光精機。同社は昨年12月、32年間生産現場を支えてきた橋立幸市社長に経営のバトンを引き継ぎ、スムーズな事業承継を果たした。これにより、長年の取引先各社にも安心感が広がり、社員間でも新生・和光精機を今後も盛り立てていこうとの気運が盛り上がっているという。

 試作型・売型・量産型から5G・高周波対応向け製品の試作・量産金型まで多用途に対応する同社は、最新のCAD/CAMを導入し、設計・量産・仕上げ加工の各現場をネットワークで結ぶことで、通常60日と言われる金型製作工期を10~40日に短縮する抜群の短納期を実現している。

 また、金属と樹脂、異種金属同士のプレス加工と組立を同一金型内で高速で実行できる複合金型の設計をも得意とする同社は、パナソニック社が環境創造活動を評価する「EXパスポート」認定を取得する他、コネクタ大手企業が第一に相談を持ち掛ける優先サプライヤーの地位を堅持するなど、その技術力の高さにはいささかの揺るぎもない。

「金型の設計・製作から製品の量産まで一貫して対応できる総合力と、複合金型の設計・製作を完遂するトップクラスの技術力を活かして、新しいニーズにも果敢に挑戦していきたい。『こんなものは出来ないか』という要望があれば是非当社にご相談ください」
 と、橋立社長はモノづくりの世界でのイノベーション創出に意欲的だ。

新潟・長野・小諸の
3工場でBCPも万全

同社ではBCPの観点から、早くから87年6月の新潟工場、95年1月の長野工場、98年5月の小諸工場を着々と操業開始させた。横浜の本社工場と3工場をネットワークで結び、万全のBCP(事業継続計画)体制を整えている。各工場では量産機能の他、部品加工・金型仕上げ・金型製作が可能な体制も確立。各顧客の需要に応じてバランスを調整し負荷を分散、有機的な連携で納期短縮を可能にする相乗効果を発揮している。

小諸工場の内観

 また各工場の特色として、30日連続稼働が可能な量産型・各種プレス機を取り揃え、多種多様な生産が可能なバリエーション型・メッキ加工サプライヤー等と連携し新製品開発に取組む後工程型などの特徴を持たせ、ますます複雑化するニーズとシーズを結び付け、金型で日本のイノベーションに応えていく計画だ。

「先代が『和光』と名付けた意味は『従業員が和を持ち明るく、大きくなくともピカッと光る会社に』との思い。若手社員には着実に技術を伝承し、『技術力の和光』の伝統を育てたい。日本のモノづくりの礎となる金型の世界で、グローバルに活躍できる会社へと成長していきたい」
 と、橋立社長は社長就任の抱負を語っている。

【会社データ】
本社=神奈川県横浜市都筑区池辺町3439
℡045-931-0008
創業=1981年4月
資本金=1000万円
事業内容=プレス金型の設計・製造・販売、プレス量産加工、精密部品加工等
http://www.wakoseiki.biz

 

サンデー毎日「会社の流儀」/株式会社和光精機
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