2022年06月28日
サンデー毎日「会社の流儀」掲載
㈱ベルウェール渋谷
平野 宏 会長
株式会社ベルウェールの設立は1974年。当時、開発されて間もない電話転送機を販売する中でスタートした同社の電話秘書代行サービスは、元々は顧客からの要望が発端だったという。コールセンターという概念がまだ存在しなかった当時から、さまざまな企業ニーズに応じながらテレマーケティングの事業領域を拡げ、設立50周年を前にして同社は今なお業績を伸ばしている。 「コールセンターを取り巻く環境が確実に進化していると同時に、クライアント様が求めるサービスも高度化する中で、今も『人と人』の対応がビジネスにおいてますます重要な部分を占めていると確信します」 と話す平野宏会長は、コールセンター事業が「人」を通じて顧客と企業を結ぶライフラインと捉える。
現在はベルウェールグループとして全国に7事業所を構え、これまでの契約実数は2万2000社以上に及ぶ。多くの大手クライアントを取引先とする同社の強みは、常に顧客の期待を上回るサービスを提供するスタッフを育成し、信頼を厚く蓄積している点だ。 「従業員全員が私の後継者のつもりで管理者の育成に注力しています。属性にとらわれないフラットな目線で人を評価しながら『これは』と思える人材には思い切って役職に抜擢する環境があります」(平野会長)
WEBモニター1万人以上によるアンケート調査結果(2018年7月、日本マーケティングリサーチ機構調べ)
集合研修とオンラインを組み合わせたカリキュラム「ベルウェールハイブリッドラーニング」を構築する同社はこの3月に『Schoo』を導入し、さらに従業員の主体的な成長を促す。 一方、同社はAIの導入などを視野にこれまで進めてきたITの活用を集約し、DXを推進。持ち前のパイオニア精神を発揮し、より貪欲に生産性を上げることに特化した新しいコールセンターシステムの開発に着手し、大手企業に有益な提案を進めていく方針だ。
5月、渋谷第2オフィスにに新設した「ベルウェール図書館」
平野会長は「本を読むこと」「たくさんの旅行を経験すること」「人に会う習慣をつけること」3つの実践を従業員に推奨している。 「仕事だけでなく、これからの長い人生をより深く楽しめる人間になるためには『本』『旅』『人』で得た知識や経験が必ずや大きな武器となるでしょう」 と話す平野会長は、従業員やその家族も気軽に利用できる「ベルウェール図書館」を渋谷第二オフィス内に開設。ビジネス書に限らず、話題の新刊や人気のコミックまでがズラリと揃う。
また同社は東急ハーヴェストクラブと提携し、全国の高級リソートホテルを従業員が格安で利用できる環境を設けるなど、豊かな経験を通じて多くの人と出会うことを推進している。 「私たちの仕事は『人』がベースになって、すべてを支えています。従業員が皆、充実した生活を送り、豊かな気持ちになることで『和』を育んでいきたいですね」 と平野会長は語る。
【会社データ】 本社=東京都渋谷区南平台町2-17渋谷南平台ビル8F ☎=03-3780-3121 設立=1997年7月 資本金=9800万円 就業員数=1080名(グループ登録スタッフ含む) 売上高=34億2100万円 事業内容=テレマーケティング事業、コールセンターセンター事業 https://www.bellwell.com
株式会社ベルウェール渋谷
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