2023年06月20日
サンデー毎日「会社の流儀」掲載
㈱EFFECT
内山 学 社長
建物解体工事は、敷地を元通りの綺麗な更地にして新しい未来へ繋ぐ第一歩。その後宅地造成が施され、建物本体の新築工事、建物の雰囲気を整える外構工事へと繋がって行く。
2015年6月設立の株式会社EFFECT(内山学社長)は、解体・宅地造成・外構工事に始まり、木造3階建以内の新築工事まで、一貫して対応する新進気鋭の伸び盛り企業だ。設立満8年と社歴は浅いながらも現在の守備範囲の広さは、内山社長の信条「『出来る』を信じて常に前進する」の発露と言えよう。
新潟県出身、1983年9月生まれの内山社長は、夢を追って上京し25歳の時建設会社に就職。解体・造成工事の営業職として好成績を残し、32歳で独立を決意。一人で始めた事業も前職からの繋がりで順調に滑り出し、次々と解体・造成・外構工事の受注を重ねる中、仲間が仲間を呼ぶ好循環で、現在の陣容は41名に及ぶ。 その中には一級建築士や宅地建物取引士の有資格者も在籍し、内山社長の他人を惹きつける力の強さを伺わせるスピード感だ。
「解体・造成・外構工事を行えば次に来るのは新築工事。幸い、それら有資格者も参加してくれており、木造新築工事への積極展開も自然の流れでした」 と内山社長が語るように、同社はもちろん既に、特定建設業許可、一級建築士事務所登録、宅地建物取引業許可を取得している。
同社による解体工事の様子
建物解体工事において、木造・鉄骨造・RC造全てに対応する同社は、工事着手に必要な建設リサイクル法、騒音振動規制法、各諸官庁手続等、面倒な手続きを全て代行。実施工、近隣対応、現場管理も万全だ。
その後の造成工事では、有効利用のための将来的な用途に適した配置計画の提案から、各種構造物工事、道路工事、上下水配管工事まで実施可能で、排水機能の向上も含めて宅地として整備を完璧に行う。
解体から携わり、新築工事まで完遂
また、外構工事の施工に当たっては、CADソフトで完成イメージ図を作成し、拘りのある部材サンプルの取り寄せにも柔軟に対応。企画提案から施工・管理まで一貫して完遂する。 建築工事については公共工事進出も視野に入れ、今後益々充実させていくために建築事業部を新たに設置。木造3階建までの新築工事の他、網戸1枚の交換から大規模修繕まで各種リフォーム工事を提供している。
同社では、これら一連の施工管理にタブレットで遠隔からでも把握できる建設アプリを導入。作業の効率化を図り、働き易さの向上を常に追求している。 22年5月期売上高17億円に対して今年度は20億円を見込む伸び盛りの同社は、今年2月には5階建の自社ビルを取得。さらなる成長に向けて、意欲ある人材の参加を歓迎している。
EFFECT BUILDING外観と受付
【会社データ】 本社=神奈川県藤沢市藤沢86-8 EFFECT BUILDING4・5F ℡0466-52-5026 設立=2015年6月 資本金=2000万円 社員数=41名 事業内容=解体工事業・開発/造成工事業・建築工事業・外構工事業等 https://www.effec-t.co.jp
㈱EFFECT/内山 学 社長
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