2017年07月13日
週刊文春「学長インタビュー」掲載
健康科学大学
荒木 力 学長
本当に「良い」大学とは何か――。少子高齢社会の中で重要な役割を担う「リハビリテーション医療」の分野で活躍することを志すなら、学生生活の4年間で「合格」「卒業」「就職」まで導いてくれる大学=健康科学大学がその答えだ。
第52回理学療法士・作業療法士国家試験学校別合格者状況によると、同学の平成28年度の「理学療法士」合格者数は113名で、全国の大学で第1位。 「作業療法士」では合格者数が54名で、第2位の実績を挙げ、今ひときわ脚光を浴びている。
今年で設立15年目を迎える健康科学大学は2学部4学科から成り、健康科学部の理学療法学科・作業療法学科・福祉心理学科では、それぞれ国家資格である「理学療法士」「作業療法士」「社会福祉士」「精神保健福祉士」の取得を目指す。 2016年には看護学部・看護学科が新設され、地域に貢献できる看護師・保健師の育成にも力を入れている。
「本学では、『健大の3つのプロジェクト』と称し、国家試験合格率100%、就職率100%、学生生活満足度100%を目指しています」 と話すのは、今年4月に学長に就任した荒木力氏。4年前に副学長に就任以来、‟学生ファースト”を中心に据えた大学改革を推し進めている。 まずは入学時から学生一人ひとりが目標へ向かって計画的に大学生活が送れるように、サポート体制を拡充。「クラス担任制度」を強化し、「学生サポートセンター」が学業や生活面、経済面など学生のさまざまな相談に気軽に応じ、バックアップする体制を整えている。
また、「学年進級制」を導入し、大学1年生から、資格取得に向けて課題をクリアしていくことで、確実に合格を目指すカリキュラムが敷かれている。「教員」は、それを基盤としつつ、一方的な講義ではなくインタラクティブな講義を重視し、学生が自ら学ぼうとするアクティブラーニングも活性化させている。
教員と学生の「コミュニケーション」も大事にしており、教員の研究室が、学生の勉強部屋になっている光景も珍しくないそうだ。こうしたクラス担任制度、学生サポートセンター、そして教員による「トリプルサポート」が何とも心強い。また、「卒後教育」にも力を入れており、卒業生に最新の技術や情報をおしみなく提供。卒業後のさらなるキャリアアップのため、研究論文の作成支援などにも積極的だ。
「理学療法士や作業療法士がどんな仕事をしているか、まずはそれを知って欲しい。オープンキャンパスを多数の日程で開催しているので、ぜひ『なりたい』をみつけてください。本気で国家資格取得を目指す学生一人ひとりに、私たちも本気で向き合います」 荒木学長の本気度は、100%を越えていく。
【大学データ(問い合わせ先)】 河口湖キャンパス(健康科学部)=山梨県南都留郡富士河口湖町小立7187 ☎=0555-83-5200 都留キャンパス(看護学部)=山梨県都留市四日市場909-2 ☎=0554-46-6600 設立=2003年 学生数=929人 http://www.kenkoudai.ac.jp/
『学長インタビュー』は「週刊文春」「サンデー毎日」などで当社が独自に取材した注目すべき大学の掲載記事をオンライン版として公開しています。
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