231026 大阪保健医療大学/石倉 隆 学長

2023年10月26日

週刊文春「学長インタビュー」掲載

「誰かの力になる喜びを。」
人と社会に貢献する高レベルな療法士としての“臨床家”を輩出

大阪保健医療大学

石倉 隆 学長

1号館 外観

 大阪城のほど近く、4路線4駅から徒歩圏内の好環境に恵まれた大阪保健医療大学は、リハビリテーション医療技術者養成に特化した都市型大学だ。保健医療学部リハビリテーション学科で理学療法士(PT)と作業療法士(OT)を、大卒2年課程の専攻科で言語聴覚士(ST)を養成する。

「定員数480名と全国屈指の小規模大学だからこそ学生一人ひとりの顔がよく見える。痒いところへ瞬時に行き届くような手厚い教育には自信があります」
 と話すのは、石倉隆学長だ。学生募集にあたって、国家試験の合格者数・合格者率をどの学校も大きく打ち出すものだが、私たちが目指しているのは決してそこだけではないと石倉学長は強調する。

「私たちは国家試験合格をゴールに人材を養成しているのではなく、療法士という『臨床家』を養成しているという信念があります」
 と石倉学長は語る。同学が定義する臨床家とは「PT、OT、STとして身に着けた知識と技術と心を存分に発揮して、直接的・間接的に誰かの力になれる人」を指す。

臨床実習に向けた緻密な準備

「例えば患者様のために研究してきたことが結果的に臨床に役立つ。そして患者様のためにもなる。そこまで考えて実行する研究者や教育者も『臨床家』と捉えます。今は臨床に特化した教育を進めておりますが、やがては研究者や教育者をどう育てるか、その方向性を考えて実践していきたい」
 と話す石倉学長の略歴は、理学療法士国家資格を取得し、2002年には岡山大学で医学博士号を取得。脳機能解剖学をリハビリテーションの検査や治療と融合させる研究を広島県立保健福祉大学でスタートさせ、金城大学で教授を歴任。09年に大阪保健医療大学・大学院の教授に招聘され、今年4月に大阪保健医療大学第4代学長に就任した。

「本学の教員・職員は皆が患者と臨床中心の考え方を持っていて、優秀かつ協力的。学生一人ひとりに対して親身に向き合った指導を進めていて、教育レベルはこれまでいた大学の中でも非常に高いと感じます」
 と話す石倉学長。各専門分野に特化した同学の教員は、皆が今も第一線で活躍する臨床家であり、学生たちは講義や実技・臨床指導を通じ、自然と臨床家としての素養を身に着けることができる。この点が同学の最大の価値といえるだろう。

 就職状況については、例年平均で学生1人あたり50件以上の求人件数がある同学。石倉学長が顧問を務める病院では多くの学校から実習生を受け入れている中で、病院の療法士から「先生のところの学生はどうしてこんなに違うのか?」といわれている。

「病気や症状を診るのではなく、人を診ること。例えば歩けるようになることがその人の生活にとってどういう意義があるのか、というところまで考えることがリハビリテーションです。その違いは、誰よりも対象者ご本人に一番伝わっていることと思います」
 と石倉学長は話す。

大阪保健医療大学
住所=大阪市北区天満1丁目9番27号
☎=06-6352-0093
https://ohsu.ac.jp

 

 『学長インタビュー』は全国の注目すべき大学や各種専門学校を独自に取材し、トップインタビュー形式でご紹介しています。

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