松本歯科大学/川原一祐 学長

2017年09月07日

週刊文春「学長インタビュー」掲載

「良き歯科医師となる前に良き人間たれ」
人間力を鍛え、地域に貢献できる人材を育成

松本歯科大学

川原 一祐 学長

「良き歯科医師となる前に良き人間たれ」
 これは、現代歯科医学の進展を担う「松本歯科大学」が掲げる教育方針だ。
「本学の建学の理念の背景にある『近代的民主主義』は、他人の個性と意思を尊重し、自らの主張に照らして合意を形成することです。歯科医師となる者は他人の意見によく耳を傾け、色々なことを判断し、人から信頼されることが大切です」
 こう話すのは、同大学・学長の川原 一祐氏。

 開学から45年が経過し、約4300人の歯科医師、1200人の歯科衛生士、700人の歯科技工士を社会に送り出しており、地域のリーダーとして活躍している人も少なくないという。
 専門領域のみ優秀なだけではなく、社会の一員としても指導的な立場に立ち、地域社会の発展に貢献しうる人材でなければ、真に優れた歯科医師とは言えない。この考えのもと、単なるスペシャリストの養成に留まらず、新しい人格の創造を目指した教育を行っている。
 新入学生への教育の第一歩として「学問する心」を培うためのカリキュラムが組まれており、「学習する楽しさ」を見つけられるよう支え導いている。

「教員が話すことや書物に記載されている知識をただ信じるのではなく、あらゆることに疑問を持ち、自分なりに考えてみることが重要です。疑問に思ったことを、どんどん質問することで本当の知性が身に付いてきます」(川原学長)
 また、学年・科目ごとに到達すべき目標を明確にすると共に、各学年で「ウィークリーテスト」を実施し、学生の理解度をチェックしながら授業を進めている。その結果、2017年の歯科医師国家試験の現役学生の合格率は89.1%、全国29歯科系大学中第6位という好成績に繋がった。

 世界のどの大学にも劣らない充実した施設や設備が整備されているのも特長だ。最新の診療機器を備えた大学病院は歯科のほか内科、眼科、小児科、耳鼻咽喉科を併設し、地域の中核病院として医科歯科連携医療を推進。研修室や臨床実習室も完備し、学生の臨床実習が円滑に行われるよう配慮されている。
 学生が自由に使えるラウンジや自習室、学生食堂、体育館・陸上競技場・室内プールなども完備。学生寮も用意しており、家具や電化製品を備え付けた全室個室で、ハウスキーピングサービスも受けられ、勉学に専念できる環境を整えた。

 研究面においては、同大学総合歯科医学研究所を基盤とした独立研究科で、世界に通用する口腔科学および硬組織研究を推進している。そのため、研究分野の垣根を超えた共同研究施設を充実させ、科研費をはじめとした外部研究資金の獲得にも力を入れている。
 さらに、「社会貢献・地域連携推進センター」を開設。口腔の健康管理を通じて地域の健康増進を活性化させる拠点を目指している。
「教育・研究・地域貢献それぞれの分野をバランスよく発展させていくのが目標です」(川原学長)

【大学データ(問い合わせ先)】
住所=長野県塩尻市広丘郷原1780
☎=0263-52-3100
創立=1972年2月
学生数=586名
学部=歯学部
www.mdu.ac.jp

 

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