桜美林大学/畑山浩昭 学長

2018年05月24日

週刊文春「学長インタビュー」掲載

キリスト教精神に基づく国際人の育成
個性を伸ばす「学び」を創造し、進化を続ける

桜美林大学

畑山 浩昭 学長

 キリスト教の宣教師として海を渡った清水安三氏が1921年に中国・北京に築いた「崇貞学園」が「桜美林学園」の始まり。

「崇貞学園」は、日本・中国・朝鮮半島の子ども達が分け隔てなく学べる学校として発展した。45年8月、敗戦により帰国を余儀なくされた清水氏は、現在の町田の地に「桜美林学園」を創立。「キリスト教精神に基づく国際人の育成」を建学の理念に掲げ、多様な価値観に対応できる人材の育成に心血を注いだ。清水氏が実践した「学而事人―学んだことを通して、人に仕える人となる」の精神は、今も脈々と受け継がれている。

「本学は創立時より文化や国を超えた教育を重視してきました。様々な国の学生が共に学ぶという環境そのものを用意することで、学而事人と隣人愛をグローバルに実践できる人物が育つと考えます」と語るのは、2018年4月に桜美林大学の新学長に就任した畑山浩昭氏。現在、1万人近い日本人学生と700人以上の留学生が在籍。学生の多様な留学ニーズに対応するため、目的に合った留学プログラムを用意し、留学経験者を2000人以上にする目標を掲げている。

 国際色豊かな環境の中で「リベラルアーツ」と「プロフェッショナルアーツ」という2つの「学び」があるのも同大学の特徴だ。
 勉強したい分野をじっくり考えることができる「リベラルアーツ」は、33の専攻と750以上の科目の中から、自分の興味や関心に合わせてプログラムを組むことができ、幅広い教養を身に付けられる。

 一方、特定の分野で活躍できる人材を養成する「プロフェッショナルアーツ」は4つの学群で構成。国際社会で活躍するための語学を学び、留学することができる「グローバル・コミュニケーション学群」、観光・航空・流通・ITなど様々な分野で活躍するための知識を身に付ける「ビジネスマネジメント学群」、保育から高齢者福祉まで総合的に学び、健康・スポーツ科学を実践できる技術を身に付ける「健康福祉学群」、演劇、ダンス、音楽、ビジュアル・アーツを専攻できる「芸術文化学群」で、それぞれ自分の夢や目標につながる知識や技能を修得できる。

 19年4月には新しい学びの場として「新宿キャンパス」(ビジネスマネジメント学群)を開設予定だ。ビジネスの中心地という立地を生かし、企業の第一線で活躍する講師による講義や長期インターンシップなど企業と連携したカリキュラムを計画している。20年4月には「本町田キャンパス(仮称)」(芸術文化学群)を開設予定で、それぞれの学群を拠点化していく計画だ。

「一つひとつのカレッジを強化し、ホームライクな学校を目指したいと思います。本学で学ぶ学生には、問題解決力をつけてもらい、いつまでも学び続ける人間になってほしいですね」と畑山学長は今後の抱負を語った。

【大学データ(問い合わせ先)】
東京都町田市常盤町3758
☎=042―797―1583
創立=1966年4月
学生数=9424名
学部=リベラルアーツ学群、グローバル・コミュニケーション学群、ビジネスマネジメント学群、健康福祉学群、芸術文化学群
https://www.obirin.ac.jp/

 

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